感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)の感染予防について

現在、感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)が流行しております。
二次感染を防ぐためは、次にあげる対応策が有効です。

◆手洗いは、二次感染防止の基本

・外から帰った時、食事前、調理前、トイレの後など。
・下痢や嘔吐などの症状のある人がいる場合は、より丁寧に!
・特に、下痢などの患者の汚物処置やオムツ交換を行った後は、念入りに手を洗いましょう。

《手洗いの手順と注意》

1.できればポンプ式石けんを使い、指先や指の間、親指の周り、手首とその上の方まで、念入りに十分泡立てて洗いましょう。
2.その後、流水でよく洗い流し、ペーパータオルでよく拭き取りましょう。タオルを使用する場合は、清潔なものを使用し、共用は避けてください。
3.手洗い後、再汚染しないよう、ペーパータオルなどを使用して、水道の蛇口を締めましょう。
4.特に排便後の手洗いは、ペーパータオルなどを使い、ドアノブや蛇口などに直接触れないようにしましょう。

◆手で触る場所の消毒で、二次感染防止を

・トイレの水洗レバー、水道の蛇口、ドアノブなどを、0.02%次亜塩素酸ナトリウムで拭いて消毒しましょう。
(消毒薬の扱いには十分注意してください。また消毒箇所は30分程度おいてから水拭きしてください)
★アルコール消毒は、ノロウイルスには効果が期待できません。

◆便や吐物などの迅速・確実な処理は、感染拡大防止の基本

・まず、汚染場所から人を遠ざけましょう。
・処理する人は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用しましょう。

《排泄物や嘔吐物の処理の手順と注意》

1.嘔吐物などは、使い捨ての布やペーパータオルなどで、外側から内側に向けて、拭き取り面を包み込むように静かにぬぐい取りましょう。
2.使用した布やペーパータオルなどは、すぐにビニール袋に処分し、0.1%次亜塩素酸ナトリウムをしみこむ程度に入れ、しっかりビニール袋の口を閉じましょう。
3.処理後の床は、吐物の付着していた場所を中心に広い範囲を、0.02%次亜塩素酸ナトリウムをしみこませた布やペーパータオルで覆うか、浸すように拭いて消毒しましょう。
(消毒薬の扱いには十分注意してください。また消毒箇所は30分程度おいてから水拭きしてください)
4.処理後は手洗いを十分にしましょう。
5.使用した布やペーパータオル、手袋、マスクなどは同じように処分してください。
6.空中にウイルスが浮遊している可能性があります。喚起を十分にしてください。

※消毒液の作り方
・0.02%次亜塩素酸ナトリウム:1Lのペットボトルに水を入れ、台所用塩素系漂白剤(5%)をキャップ1杯(5mL)加える。
・0.1%次亜塩素酸ナトリウム:500mLのペットボトルに水を入れ、台所用塩素系漂白剤(5%)をキャップ2杯(10mL)加える。

夏の暑さからからだを守りましょう

東日本大震災の影響により電力の使用が制限されることもあり、今年も暑い夏になることが予想されます。本格的に暑くなる前に脱水症・熱中症の予防を心掛けましょう。

<脱水症とは>

生体内の水分量は体重の60%を占めています。つまり体重60kgの男性では体内の水分量は36ℓとなります。脱水とはこの体液量が減った状態であり、症状は1ℓ以上失われた時に出現します。

〇症状

初期の症状としては、食欲がない、元気がないです。進行すると、頭痛・嘔吐・めまい・意識障害、さらに進行すると、血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞・腎障害を起こしやすくなります。

〇脱水予防にはこまめな水分摂取をすることが大切です。

アルコールやカフェインの含まれている飲料は控えてください。利尿作用が強いためかえって脱水を助長します。

 

<熱中症とは>

高温の環境下で発生する生体の障害でⅠ度~Ⅲ度に分類されます。

〇症状

Ⅰ度(軽度)  : 筋肉痛、筋肉の硬直(おむらがえり)

失神(数秒間のみで、ほかに神経症状を伴わないもの<熱失神>)

Ⅱ度(中等度) : 頭痛、気分不快、吐気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

39度未満の発熱(直腸温)

Ⅲ度(重度)  : 39度以上の発熱(直腸温)

血液凝固障害・肝・腎障害・中枢神経障害・昏睡・せん妄

幻覚・失調・痙攣等

〇熱中症を予防するための7か条

①こまめに水分・塩分を補給する。

②こまめに体温を測定する。

③通気性のよい吸湿・速乾性のある衣服を着用する。

④外出時には帽子や日傘を使用する。

⑤エアコンや扇風機を適度に使用し、温度を調整する。

⑥緊急の場合は涼しい場所に避難。

⑦一人ひとりが周囲に気を配り、熱中症を呼びかける。

 

上記のことを心掛けて 夏の暑さからからだを守りましょう♪♪